ラルフローレンの歴史
ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)は、アメリカの大手有名アパレルブランドです。
1968年にニューヨーク生まれのデザイナー、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren、1939年10月14日〜 )(本名:ラルフ・ルーベン・リフシッツ(Ralph Rueben Lifshitz))によって設立されました。
様々なファッションアイテムをリリースするなかで、特に高級スーツやポロシャツが世界的にも有名です。
ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)と並ぶアメリカントラディショナルブランドの旗手とも言える存在です。
歴史と沿革
→ブルックスブラザーズでの販売経験を経て
1967年にラルフ・ローレン氏はアメリカ軍除隊後にブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)での販売員を経てノーマン・ヒルトンからの財政的支援の下にネクタイ店をオープンしました。
ここで発売したレーベル「polo」の幅広ネクタイが大ヒットし、1968年に自身の名前でもあるブランド「ラルフ・ローレン」を設立し、メンズコレクションの展開を始めました。
1971年にはレディースラインの展開も開始し、1974年には映画『華麗なるギャツビー』の衣装に採用され、1977年には『アニー・ホール』にてダイアン・キートンがラルフ・ローレンを着用、“アニー・ホール・ルック”として一世を風靡することとなりました。
1986年にはアメリカ人のデザイナーとして初めてパリの路面店を開店し以後、1993年に「Polo Sport」「Double RL」、1996年に「Polo Jeans Co.」、そして2004年には「ラグビー(RUGBY)」の各ブランドを展開するなど現代に至るまで輝かしい功績を飾ってきています。
ラルフローレンの特徴
イギリスのトラディショナルファッションをアメリカン風にアレンジした、米国トラッド(アメトラ)およびアイビールックの先駆的存在と言えます。
ラルフ・ローレンがブランドの世界観として表現するのは、アメリカ的な上流階級のライフスタイルにおける提案です。
また、デザイナーのラルフ・ローレン氏は、商品のデザインのみならず広告やショップイメージなども幅広く手掛けており、プロデューサー的とも言える包括的なデザインスタイルはファッション界へ多大なる影響を与え、トミー・ヒルフィガーなど多くのフォロワーを輩出しています。