苦手なファッション(コーディネート)も慣れが重要!
自分自身のファッションを改善していく上で大きな障壁となるのが苦手意識と言えるでしょう。勝手な思い込みで
「 こういう系統の服は自分には似合わない 」
「 この色は好きじゃない 」
といった苦手意識は誰にでもあるものです。
今現在、自分自身が着ている服はこれまでの習慣の積み重ねによって完成されています。今まで着た事がないような服に違和感を感じたり、苦手意識のあるスタイルを受け付けられなくなるのは当たり前の事だとも言えるでしょう。
あなたが苦手だと思っているファッションは、本当にあなたにとって似合わないコーディネートなのでしょうか?
その多くはあなた自身の「勝手な思い込み」がほとんどです。
では、なぜ思い込みによって似合わないと感じてしまうのでしょうか。
その答えは非常に簡単です。それは見慣れていないからです。
普段着ている服は目が慣れているので自然体で着ていられるのですが、過去に着た経験があまりないスタイルの服は目が慣れていないので、違和感を感じてしまうものです。
最初は、この苦手意識を少しずつ克服していく事が重要です。試着をする前に、
「普段着慣れていない服だから違和感を感じるのも当然だ!」
と頭の中で考えた後に試着するだけでも見え方はだいぶ変わってくると思います。
そして、覚えておいてほしい事が一つあります。それは・・・
「2、3分もすれば少しずつ見慣れてくる」
という事です。
はじめに違和感を感じても、不思議な事に2、3分も経過すれば少しずつ目が慣れてくると思います。多くの方は、この「数分の壁」を越えることができずに最初から似合わないと決めつけてしまっているのです。
これは非常にもったいないです。
まずは試着室の中でしばらく鏡を見ていたり、付き添いの友達や恋人、ショップスタッフと会話をしながら数分間だけでも過ごしてみてください。
数分の壁を越える事が新たな自分へと導いてくれるのです
そして、試着をする時には、その服に合う別の服も提案してもらいましょう。全身でコーディネートをしてみないと選んだ服の組合わせ方がなかなかイメージしにくいからです。
様々な着こなしを試しているうちに、2、3分は一瞬で過ぎていきます。その時には試着前よりもずっと自分自身の姿に見慣れてきていることに気づくはずです。
似合うか似合わないかは2、3分経ってから判断すると良いでしょう。
どうして苦手意識を手放すべきかというと、
ファッションには少しずつでも変化を取り入れていく事が非常に大切だからです。
ファッションが苦手な人ほど、挑戦したことがないスタイルがたくさんあります。
普段着慣れている服を着ているだけではファッションセンスはなかなか磨かれていきません。現状の価値観のみで服を選んでいると、学生時代の服しか知らないままに歳を重ねていってしまうのです。
その時々の空気感(流行やトレンド)を少しずつでも取り入れながら、自分のファッションを変化させていくことがこれからは大事になります。
食わず嫌いをせずに、まずは試着(挑戦)してみることをオススメします。ほんの少しの時間(2、3分)の我慢で新たな自分を見つけてみてください。